30代未経験からIT業界へ転職するのは、「無理なのでは?」と思われがちです。私自身、まったくの異業種からの挑戦だったので不安は大きく、最初は何から手をつけて良いのかすら分かりませんでした。
しかし実際に行動を始めて半年後、念願だったエンジニア職の内定を得ることができました。
この記事では、私が実際に未経験からIT業界への転職を成功させるために行った5つのステップをご紹介します。今、同じような不安を感じている方の参考になれば幸いです。
1. 転職市場とIT業界の現状を調査する
まず最初にやったのは、「IT業界がどんな人材を求めているのか」を知ることです。転職サイトやエージェントの情報をもとに、求人の傾向を調べました。
特に印象的だったのは、「未経験可」と書かれていても、ある程度の知識や熱意は前提になっていること。また、年齢よりも「継続力」や「学ぶ姿勢」が重視されると分かったのは大きな収穫でした。
2. プログラミング学習をスタート
業界理解の次は、実際にスキルを身につける段階です。私はまず、無料で使える【Progate】を使ってプログラミングの基礎(HTML/CSS、JavaScript、Rubyなど)を学びました。
最初はまったくコードが読めず不安でしたが、毎日30分でも触れ続けることで、だんだんと仕組みがわかるようになりました。
その後は【TechAcademy】というオンラインスクールに申し込み、メンターのサポートを受けながら本格的な学習を進めました。独学だけでは続かなかったと思うので、投資してよかったと感じています。
3. ポートフォリオを作成する
学んだ内容を活かして、簡単なWebアプリやプロフィールサイトを作成しました。ポートフォリオは「この人は本気で学んでいる」と企業に伝える武器になります。
GitHubへのコード公開、簡単な説明書きなど、採用担当者が見て理解しやすいように工夫しました。
4. IT業界に強い転職エージェントを活用
自分だけでの就職活動には限界があると感じたので、IT業界に強い転職エージェントにも登録しました。
私が利用したのは【レバテックキャリア】と【ワークポート】です。職務経歴書の添削や面接練習、希望に合った求人の紹介など、無料とは思えないほど手厚いサポートを受けられました。
5. 面接対策を徹底
最後は面接対策です。30代未経験という立場なので、「なぜ今IT業界なのか?」という質問は必ず聞かれました。
私は「業務の中でITに触れたことがきっかけ」「手に職をつけたい」「学習を継続していること」などを、具体的なエピソードを交えて伝えるようにしました。
また、想定質問を紙に書き出し、自分の言葉で答える練習を何度も行いました。
まとめ:30代未経験でも可能。ただし“行動”が必須
結果的に、私は30代未経験という立場でも、IT業界に転職することができました。
ポイントは以下の5つです。
- 情報収集と業界理解
- プログラミング学習(独学+スクール)
- ポートフォリオの作成
- エージェントの活用
- 面接対策の徹底
未経験だからこそ、「どれだけ本気で学び、行動してきたか」が問われます。やるべきことを一つひとつクリアしていけば、道はきっと開けます。
関連リンク
- Progate(無料学習サイト)
- TechAcademy(オンラインスクール)
- レバテックキャリア(IT専門転職支援)
- ワークポート(業界大手の転職支援)